「セラーブックとはどういうツール?」
「セラーブックでメルカリの売上管理はできる?」
この記事は、このような悩みを解決しています♪
メルカリで商品を本格的に販売していると、売上管理が必要になってきます。
ただ、漠然と商品を販売しても、月にどのくらい売り上げているのかわかりませんからね……。
収支管理は物販の原則なので、セラーブックを使って売上管理をしていきましょう!
よくわかる解説
- スマートフォンがあれば売上管理ができる
- スプレッドシートよりも楽
- 複数のプラットフォームに対応している
そもそもセラーブックとは?
セラーブックは、フリマアプリやヤフオクなどの売り上げが管理できるアプリです。
Amazonの場合は、セラーセントラルを見ればわかりますが、フリマアプリやオークションサイトには、そのような機能がありません。
そのため、スプレッドシートなどで管理している人も多いです。
(私もそうでした……。)
しかし、セラーブックを知ってからは、すべてこのアプリで管理しています!
Android・iOS版の両方がリリースされているので、どちらの端末の人でも利用できます◎
ちなみに、セラーブックを使うと、以下のようなグラフが表示可能です!
(詳しくは後述します)
数字を見なくても、グラフだけで売れているかどうかがわかるのでおすすめですよ♪
これからメルカリで商品を販売しようと思っている人や、売上管理で悩んでいる人は、セラーブックを使うとよいでしょう。
セラーブックの使い方・手順を徹底解説!
セラーブックを使えば、メルカリやヤフオクなどの売上管理が簡単にできます!
売上管理で悩んでいる人は、セラーブックを積極的に使いましょう◎
「どうやって使えばいいの?」と思っている人のために、簡単な使い方を紹介しますね!
手順は、以下のとおりです。
セラーブックの使い方・手順
- アプリをインストールする
- 商品情報を入力する
- 情報を登録して売上管理をする
使い方が単純で、しっかり売上管理ができるアプリなので、使っている人も多いアプリです!
売上管理をすれば、赤字計上することも少なくなりますよ◎
1.アプリをインストールする
まず、セラーブックを利用するためには、アプリをインストールする必要があります。
それぞれ、以下のリンクからインストールしてください♪
セラーブックのインストール先
リンク移動が不安な人は、「セラーブック」と検索して、アプリをインストールしてくださいね♪
実際に検索すると、以下のようにアプリが出てきます。
(私はインストール済みなので開くボタンが出ています!)
あとは、普段アプリをインストールする手順でアプリを落としましょう!
2.商品情報を入力する
セラーブックは、アプリをインストールした時点で使えます◎
登録などは一切ないので、そのまま使いましょう!
セラーブックで主にすることは、売上管理表の入力です。
下のタブから、売上管理表を選択します。
すると、上記のような画面が出てくるので、プラスマークを押しましょう。
プラスマークを押したら、商品情報が入力できる画面が出てきます。
ここで入力するのは、以下のとおりです。
売上管理表で入力する項目
- 商品画像:サムネイルを追加する(メルカリやヤフオクの1枚目の画像)
- 商品名:メルカリなどからそのまま引用
- 種類:商品ジャンルを選ぶ
- ステータス:”出品前、出品中、入金待ち、発送準備中、評価待ち、取引完了”から選択する
- 日程:”仕入れ日、出品日、発送日、取引完了日”をそれぞれ入力
※トップページのグラフに影響する - 価格:販売価格、仕入れ額、送料、梱包費、手数料率を選択する
- プラットフォーム:販売しているプラットフォームを選択
- 発送方法:利用した発送方法を入力
これらを入力すれば、売上管理表ができます!
イメージがわかないと思うので、私が実際に登録した商品の例を紹介しますね!
- 入力種別:売上
- 商品画像:メルカリの1枚目の画像を選択
- 商品名:GUCCI ジャケット
- 種類:衣類
- ステータス:取引完了
- 仕入れ日:2021/05/26
- 出品日:2021/05/27
- 発送日:2021/05/29
- 取引完了日:2021/05/31
- 販売価格:50,000円
- 仕入れ額:25,000円
- 送料:175円
- 梱包資材費:0円※家にあるものを使ったため
- 手数料:10%
- プラットフォーム:メルカリ
- 発送方法:宅急便コンパクト
このように入力すると、以下の情報が売上管理表に登録されます。
販売が完了している商品があれば、同じ手順で入力していきましょう。
3.情報を登録して売上管理をする
セラーブックで、売上管理を入力すると、以下のようにたまっていきます。
入力している時点ではわからなかった情報が記載されており、黒字なのか赤字なのかが一目でわかります。
記載されている項目は、以下のとおりです。
売上管理表に記載されている項目
- 販売価格
- 仕入れ額
- 送料
- 手数料
- 純利益
- 利益率
これらの情報を、すべてスプレッドシートで管理していた人も多いと思います。
私は、ラグジュアリーブランドを中心に販売しているため、平均利益率は40%以上と高めです。
最も高いもので、70%のものもあります!
リピートして仕入れるのは難しいですが、次回の仕入れ基準の対象になります。
セラーブックでできることは?メルカリ販売で使える?
セラーブックは、フリマアプリやオークションサイトを利用している人にはおすすめのアプリです◎
私も利用していますが、スプレッドシートなどで管理していたものが、スマートフォン一つで管理できるようになったのは、かなり便利です!
実際、セラーブックでは以下のようなことができます。
セラーブックでできること
- 売上管理
- 損益分岐点の計算
- 売上のグラフ表示
- 取引履歴の管理
メインで使う機能は、売上管理です。
それ以外にも、原価管理や取引履歴の管理などもできるため、物販の管理をしたいと思っている人にはおすすめです◎
売上管理
セラーブックで最も利用することが多いのが、売上管理です。
売上管理は、流れに沿って項目を入力するのみで完結します。
実際に、入力すると、売上管理表に商品がたまっていきます。
一目で、商品の販売価格や純利益などが確認できるのでおすすめです◎
売上管理は、何かと面倒で、メルカリ販売をしても実践しない人が多いです。
しかし、月にどのくらい売り上げているかを知らないと、赤字になったときにわかりません。
これまで、メルカリ販売をしている人でさまざまな人を見てきましたが、仕入れ値以下で売れたのにも関わらず、”利益が発生した”と勘違いしている人もいました。
損益分岐点の計算
これは、私が仕入れの基準にするときに使っていますが、損益分岐点を計算したうえで仕入れると、赤字を出しづらくなります。
使い方は簡単で、セラーブックで仕入れ額以外のわかっている個所を入力するのみです。
例えば、何かしら売りたい商品があるとして、メルカリに10,000円で販売するとします。
送料は175円かかると想定し、販売手数料が10%かかる商品の場合は、以下のような計算になります。
この場合、8,825円という価格が出てきます。
つまり、8,825円以下で商品を仕入れたら、利益になる計算です。
本来は、売上管理で使うアプリですが、商品の仕入れの際に赤字を極力出さないためにも使える方法です。
値下げ交渉をされたときも、利益になる範囲で値下げをすれば、利益につながりやすいです。
特に、メルカリでは値下げ交渉をする人が多いですし、対応するなら利益計算をしてからにしましょう。
売上のグラフ表示
セラーブックでは、売上グラフを表示できる機能があります。
こちらの機能は、売上管理表で入力した数字が、そのまま反映される仕組みです。
表示されている価格は、取引が完了した時点での利益になります。
販売価格から送料や販売手数料などの手数料を差し引いたものが、このグラフで表示されています。
私の場合は、5月に1商品売れて、6月に4商品売れたので、6月の売り上げが急激に伸びているように見えますね!
管理表では数字で確認しますが、こちらではグラフを見れば一目で売上がわかります!
さらに、売上管理表では確認できない、月別の“売上・コスト”などが数値で確認できます。
逐一確認すれば、赤字計上を防げます!
取引履歴の管理
セラーブックでは、取引履歴の管理もできます。
これは、同じ商品を継続して仕入れる際に活用したい機能で、中国輸入などで使うシーンが多いです。
これは、売上管理表にデータを入力する際におこないます。
売上管理表では、スケジュールを入力できます。
”仕入れ日・出品した日・商品を発送した日・取引が完了した日”を入力できるので、それぞれ入力しましょう。
この管理をしておくことで、以下のメリットがあります。
取引をスケジュール管理するメリット
- 売れるまでに日数がわかる
- 再出品の基準になる
- 取引履歴を参考に商品を仕入れられる
個人的には、売れる日数がわかるのはいいと思います◎
例えば、5月20日に出品した商品が、5月25日に売れた場合は、出品からわずか5日で売れているという計算です。
回転率が速い商品なので、可能な限りリピートして仕入れたい商品です!
このように、状況から判断して、取引履歴の管理をすれば、売れる商品も見つかりやすくなり、効率よく商品を仕入れられますよ!
セラーブックは使うべき?導入して実感したメリット3選!
私は、売上管理でセラーブックを利用しています。
スプレッドシートなどで管理するよりも便利ですし、個人的にはメルカリ販売をしている人には使ってほしいアプリです。
個人的にですが、セラーブックを使って感じたメリットは以下のとおりです。
セラーブックを使って感じたメリット
- 一目で月間売上がわかる
- スマホ一つだけで売上管理ができる
- 複数のアプリに対応している
一番は、一目見ただけで月間売上がわかる点です。
数字だけではなく、グラフで管理できるのは、セラーブックの最大のメリットですね!
一目で月間売上がわかる
セラーブックは、売り上げを管理する目的で利用します。
売上管理アプリのなかでも、かなり利用している人が多く、使い勝手の良さが登録者が増えている理由です。
ちなみに、セラーブックでは数値だけではなく、グラフとしても売り上げを確認できます。
取引が完了したものが、このようにグラフとして表示されます。
数値だけではイマイチわからない人は、こちらのグラフを参考にしましょう。
確認できるのは、前月との売上比較と、当月の”売上・コスト・純利益”などです。
このグラフを確認すれば、月にどのくらい稼いでいるのかがわかります。
物販ビジネスでは、月利目標を立てるのが一般的で、10万円と決めた場合は、その10万円に向かって利益を出すのみです。
そこでグラフがあると、目標を逐一確認できるため、達成しやすくなります。
また、利益率なども確認できることから、来月の目標も立てやすくなりますよ♪
(利益率×自己資金=月利目標)
スマホ一つだけで売上管理ができる
セラーブックを使えば、スマートフォンがあるだけで、売上管理ができます。
私は、これまで多くのツールを使って売上管理をしてきました。
データを共有しやすいという意味では、スプレッドシートで管理していましたが、入力するのが面倒でしたね……。
今でこそメルカリで特化していますが、以前はヤフオクやラクマなども対象に販売していましたし、それに応じて表計算も変える必要がありました。
しかし、セラーブックに関しては、プラットフォームを選択して、販売手数料をタブから選択するだけで、簡単に売上管理ができます。
販売手数料は、販売先によってさまざまです。
複数のプラットフォームで管理する場合は、なおさらセラーブックを利用したほうがいいですね!
メルカリだけではなく、ラクマ・ヤフオク・オタマートなどのプラットフォームでも使用できますよ♪
複数のアプリに対応している
セラーブックは、複数のアプリの売上管理に対応しています。
プラットフォームで選択できるものだけでも、以下の種類があります。
セラーブックで選択できるプラットフォーム
- メルカリ
- フリル
- ヤフオク
- ラクマ
- ZOZOフリマ
- オタマート
- モノキュン
さらに、セラーブックでは、自分でプラットフォームを追加できます。
”楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング”を使っているなら、そちらも追加するとよいでしょう。
販売手数料などは別途選択する必要がありますが、それでも売り上げが管理できるのでおすすめです!
ただ、少しだけデメリットだと感じたのは、プラットフォーム別での並び替えができないところですね……。
メルカリとラクマで販売した場合、どちらも同じ売り上げとして計上されてしまいます。
何らかの理由で、プラットフォームで売り上げを分けたいと思っている人にとっては、あまりおすすめしないアプリです!
セラーブックの有料版は使うべき?
セラーブックには、有料版が存在します。
商品マスタと呼ばれる機能ですが、売り上げを管理するだけなら必要ないと思います◎
こちらが、商品マスタです。
売り上げを拡大したい人向けの機能で、以下のことができます。
商品マスタでできること
- テンプレートで同じ商品をまとめて管理できる
- 出品用の商品画像、説明文を管理できる
- 在庫管理機能で在庫切れを管理できる
簡易的な在庫管理ツールのようなもので、買い切り方の3,400円で利用できます。
ほかのツールに比べると簡易的ですが、月額料金がかからない点を考えると、少し良心的かもしれません。
ただ、普通に売上管理をするだけなら、無料版のセラーブックでも十分!
本格的にメルカリ販売をするようになり、有料分のもとをとれるようになったら、利用するとよいでしょう。
まとめ
セラーブックは、売上管理をしたいと思っている人におすすめなツールです。
アプリだけで簡単に管理できますし、何より使っている人が多いので信頼性が高いです。
私も使ってしばらく経過しますが、メルカリやヤフオクなどの売上管理に役に立っています◎
今まで、スプレッドシートなどで管理していた人は、これを機にセラーブックを利用するとよいでしょう!
グラフなどで逐一確認できますし、使い方によってはAmazonやYahoo!ショッピングなどの売上管理にも使えますよ◎